地域活性化センター理事長
移住・交流推進機構業務執行理事
明治大学公共政策大学院兼任講師

椎川 忍

しいかわ しのぶ

メッセージ

私は、地方創生や地域活性化をめざす際に一番大切なことは、公務員の皆さんがどのような役割を果たすべきかを考えることだと思っています。皆さんは公務員である以前に一国民であり、一住民であり、地域や住民の皆さんと一体となって活動していく姿勢が求められていると考え、10年前から「地域に飛び出す公務員ネットワーク」を結成したり、それを応援してくれる首長連合を立ち上げていただいたりしてきました。  
これこそ多くの地方自治体が標榜している住民協働の原点であると考えています。住民の皆さんの対岸にいて、理屈だけを言ったり、制度だけを運用したりするのではなく、現場の実践活動への積極的参画を重視する姿勢と言ってもいいでしょう。  
今回の講義では、地方創生はこれまでの地域活性化政策とは大きく異なっているとともに、決して一足飛びにできるものではなく、そのためにはいくつかの自治のための基盤が必要であるということを指摘し、それを実現していくためのあるべき公務員像に焦点を絞りながらお話をしたいと考えています。  
著書欄に紹介している「地域に飛び出す公務員ハンドブック」を事前に読んだ上で聴講していただくと、より深く私のお話が理解できると思います。またホームページやFacebookなども事前に見ていただくと参考になるかもしれません。

略歴・専門分野

1953年生まれ。秋田県出身。76年東京大学法学部卒業、自治省(現総務省)入省。埼玉、香川、宮崎、島根県など各地勤務を経て2001年から総務省自治財政局地方債課長・財政課長、05年から内閣府・総務省の大臣官房審議官、07年から自治大学校長、08年から地域力創造審議官(初代)、10年から自治財政局長など歴任し、12年9月退官。13年6月から地域活性化センター常務理事、14年6月から理事長。
著書:『地域に飛び出す公務員ハンドブック』『緑の分権改革-あるものを生かす地域力創造』『知られざる日本の地域力』(共著)『地域おこし協力隊 日本を元気にする60人の挑戦』(共著)他