東アジア経済は、資本・技術の活発な移動で工業化が急速に波及してきた地域である。ベトナムもドイモイ政策(経済改革と対外経済開放)を通じてこの地域のダイナミックな分業に参加できるようになった。しかし、現在、自由貿易の潮流と中国の台頭を特徴づけられる東アジアにおけるベトナムは新たな問題に直面している。本講演はそれらの点を中心にベトナム経済の現段階の問題を説明し、今後の持続的成長のための政策課題を指摘したい。
講演者略歴
ベトナム生まれ、国費留学生として来日。 一橋大学経済学部卒業、同大学から経済学博士号取得。 現在、早稲田大学教授。早稲田大学ベトナム総合研究所所長、ベトナム太平洋経済センター( VAPEC)会長、 日本国際フォーラム政策委員、東アジア評議会有識者議員などを兼任。主な歴任としてベトナム首相の諮問 機関「経済・行政改革諮問委員会」委員,経済審議会(日本首相の諮問機関)専門委員,経済企画庁客員 研究員,ハノイ大学客員教授,ホー・チミン国家大学客員教授、ダナン大学客員教授。 主要著書として: 1.『産業発展と多国籍企業−アジア太平洋ダイナミズムの実証研究』東洋経済、 1992(「アジア太平洋賞」受賞) 2.『ベトナム経済の新展開』日本経済新聞社、1996年 3.『最新アジア経済と日本』日本評論社、2001年(共著) 4.『中国・ASEANのFTAと東アジア経済』(共編著)文眞堂、2007年 5.『ベトナム経済発展論:中所得国の罠と新たなドイモイ』(勁草書房)、2010年 などがある。
- 会場
- 本学1階 想海樓ホール
- 言語
- 日本語(英語同時通訳あり)
- 参加費
- 無料(事前登録制)
- お問い合わせ
お申込み - 政策研究大学院 国際交流・広報課
【お電話】 03-6439-6037
【Email】 gripsforum@grips.ac.jp
本フォーラムでは、GRIPSが持つ政策研究に関する広範なネットワークを 活用し、各界のリーダー(政府関係者、行政官、産業界、研究者など)や本学関係者から、各種政策課題に関する貴重なお話を伺います。
フォーラムは日英の同時通訳にて行い、学内外から広く聴講者を募集します。


